ご存知ですか? ~魔鏡現象~

◆それは、卑弥呼の鏡・・・?
まだまだ謎に満ちた「邪馬台国」と女王の「卑弥呼」。
そして、中国の歴史書「三国志」中の「魏志倭人伝」に登場する
以下のくだり・・・
<239年(景初3年)、魏の皇帝が「卑弥呼」に銅鏡百枚を下賜した>
この記述を巡っても、様々な考古学上の説が議論されているようです。

「三角縁神獣鏡」ではないかと考えられている
この鏡を用いて、女王・卑弥呼は、何らかの宗教的もしくは祭祀的な
“パフォーマンス”を行っていたのではないか? (「事鬼道、能惑衆」=鬼道で衆を惑わしていた??)
そんな説も
大いに真面目に議論されているのですね。   ▼三角縁神獣鏡(photo © Stria photographics)
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◆それは、魔鏡・・・?
すなわち、ここで、「魔鏡」および「魔鏡現象」の登場となります。
魔鏡とは、和鏡の一種であり、
鏡面に強い光を当てることによって、表面には見えなかった模様が
反射光に浮かび上がる性質を持った鏡のことです。

この「模様が反射光に浮かび上がる」さま~現象~を『魔鏡現象』と呼びます。
「卑弥呼の鏡」(三角縁神獣鏡)は、まさにこの魔鏡でありではなかったか・・・
という仮説が提出されているわけなのです。

光、そしてその“特殊ビジュアル効果”を自在に操り、
(祭祀用の?)広場に集まった民衆の心をとらえ、揺り動かす・・・。
鏡の持つ不思議な力(・・・それこそが「魔」の意味するところでしょう)は、きっと、
見事な“パフォーマンス”の成果をもたらしたことでしょう。


◆それは、プロジェクション・マッピング・・・?
さて、時代を一気に下り、時は現代。
集まる人々の心をとらえ、時に揺り動かし、時にため息をつかせる・・・
そんな最先端の“パフォーマンス”に、「プロジェクション・マッピング」がありますね。

テクノロジーは大いに変化(もしくは進化)したとはいえ、
ことによると、『本質的なもの』に関しては、卑弥呼の鏡・そのパフォーマンスと
共通する部分が少なくないのではないか? ・・・と、仮設めいたことを考えてみたくもなります。
いや、むしろ、卑弥呼の魔鏡の方が、古代におけるプロジェクション・マッピング
・・・だったのかもしれません。


切支丹魔鏡(photo © Stria photographics)▼
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◆切支丹魔鏡、そして今日へ。未来へ・・・
卑弥呼の時代以前に(考古学的な厳密な細かい議論はさておくといたしましても)ルーツをたどることのできる魔鏡
およびこれが属するところの「和鏡」は、はるかな時代を超えて生き続けてきました。

かつて禁教の時代に、「表面には見えなかった模様が・・・」という魔鏡の特性を活かし、
信仰のよりどころとしていたのは隠れキリシタンの人々であり、
彼ら彼女らによって伝えられてきた「切支丹魔鏡」でした。     ▼切支丹魔鏡(photo © Stria photographics)

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そもそも、近世以降になるまでは、鏡といえば(今日のようなガラスの鏡ではなく)金属鏡が一般的でした。
中でも、弥生時代中期といわれる大陸からの渡来以来、
独自の発展と進化を遂げ、我が国固有の鏡として今日に至ったのが
「和鏡」(=わかがみ)です。   ▼不思議な鏡(photo © Stria photographics)
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そして、和鏡の伝統と「生命」は、21世紀・平成の今日にあっても、まだまだしっかりと息づいています。
鏡師・山本晃久さんの作品と多様な取り組み、そして何より研鑽は、
和鏡(そして魔鏡)の「生命」~卑弥呼のパフォーマンスの核心部にあったかもしれない
鏡の不思議さと神聖さ~を今日に伝え、未来へと引き継ぐものに相違ないと考えます。
(※こちらの記事でご紹介した「最大級の魔鏡の製作・奉納」はその好例でしょう⇒⇒

平螺鈿鏡(photo © Stria photographics)▼
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魔鏡・和鏡という、不思議を秘めた“パワフルな”製品・作品の姿と、
創り手である「鏡師・山本晃久」さんその人を、こんなタイトルの下で

   心を映す。心で磨く。

ご案内できることは、私たち[紅椿 それいゆ]にとりましても、
大きな喜びであり、また誇りでもある。 そう強く感じております。



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◎素晴らしき・若きつくり手との出会いから生まれました。
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◎会期中に開催の関連イベントも含め、有意義な催しにしてまいりたいと存じます。
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◎是非にも、「乞うご期待」!! ⇒⇒⇒

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